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大阪皮膚科医会

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「市販品類似薬を保険外」の見直しに関する要望書

(財務省・厚生労働省に送付)

大阪皮膚科医会 会長 平山公三

謹啓

 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
私達は大阪皮膚科医会という会員の学術研鑽および会員の親睦をはかるとともに、当会の活動を通して、府民によりよい皮膚科医療を提供することを目的として 340余名が参加し活動する団体でございます。
さて、標記につきまして、さる11月11日の行政刷新会議の事業仕分け会議において審議されたところでありますが、これらを実行に移すことには我々は下記の理由から反対です。  
いわゆる「水虫塗薬」・「保湿剤」・「鎮痒剤」などの塗薬や湿布剤およびビタミン内服剤・胃腸薬・鎮痛剤などの薬局でも市販されている薬剤とほぼ同成分の「市販品類似薬」を保険適応からはずすことは、患者の間違った自己診断に基づく市販薬の使用による治療を促し、病状の悪化を招くもとになります。
「早期治療しておれば、こんなことにならなかった。」という取り返しのつかない事態を招きたくありません。  
また、病院・診療所に受診した場合でも、今までは保険適応されていた塗薬や湿布・のみ薬が薬局で自己負担せねばならなくなります。国民皆保険の中で、病気の治療を求めてきた患者に対して保険外であることを理由に多大な負担を強いるのでは、安心して病院を受診できません。医療において貧富の差による差別があって良いものか、という素朴な疑問がわいてきます 以上、市販品類似薬が保険外にされることには多くの問題があり、国民目線からは絶対に容認できないことであり、慎重な審議をお願い申し上げる次第です。

                                            謹白

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